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DTM初心者講座

40.DTM初心者の手引き

DTMの手順

音楽理論を学んだ所で今回から実践編に入りたいと思います。音楽を制作する時、ある程度手順のようなものがあります。

1、コードやメロディを考える作曲部門

今までの音楽理論が生きる部門です。感覚や音楽理論を駆使しコードとメロディを作ります。コードが先でもメロディが先でも構いません(詳しくは25.メロディーとコード)。ギターや鍵盤楽器で弾き語り感覚で作曲していきます。

楽器が弾けない場合は1日目春の小川のように、コードを打ち込んでメロディを作るか、鼻歌に合うコードを探して制作してみましょう。

歌物ではこの部分が核になると言っても過言ではありません。コードとメロディが適当で陳腐なものでも、次のアレンジで誤魔化す事は出来ますが、名曲と呼ばれるものは、コードとメロディだけを聴いても心地の良い秀逸なものが多いです。

といっても初心者がここで拘りすぎると、いつまでたっても次に進めずDTM自体が楽しめなくなる可能性があるので最初はほどほどに。でもここが一番大事という意識で作曲しましょう。

作曲が終わったらコードとメロディを一旦DAWソフトに録音しましょう。MIDIで打ち込んでもよいですし、オーディオで録音しても構いません。

この段階では仮録音=デモですので、そこまで神経質になる必要はありません。この項では主にこの作曲部門について触れます。

2、様々な楽器を加える編曲(アレンジ)

コードとメロディを作り、DAWソフトに録音をすませたら次にアレンジです。ギターやピアノ・ドラム・ベース・ストリングス等、入れたい楽器、合う楽器を考え打ち込んでいきます。

ギターやピアノのボイシング、リズム、テンポの設定も、全て編曲でやるのが一般的です。

3、レコーディング

歌やギターなど弾ける楽器はオーディオで録音しましょう。

4、ミックスダウン・マスタリング

レコーディングが終われば全て終了ではありません。次はミックスダウンと呼ばれる作業に入ります。各楽器の音のバランスを整える、左右にパンを振り分ける、エフェクトで音作りをする、など作った曲をより聴きやすくする作業です。。

今までの講座では一切ミキシングをしていない音だったので、度々聴き辛いものがあったと思いますが、これをしっかりする事で、音に一気にまとまりが出来ます。

この作業もとても奥が深いものなので、別の項で掘り下げたいと思います。ミックスダウンはDTMの醍醐味といえるかもしれません。

 

DTMは主にこの4つの手順で進んでいきます。

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