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音楽理論

12.連符とは?

連符

今回は2日目 音符と休符の長さ(超基本編)にも登場した連符を見ていきましょう。

まず最初に考えて下さい。4分音符の長さを2つに分けたい時、あなたはどう表現しますか?

考えましたか?

では答えを書きます。

これは4分音符の半分の音符、8分音符2つで表現します。

では、4分音符を4つに分けるなら?これは16分音符4つで表します。

しかし、3つや5つのような奇数で均等に分けたい場合どうすればよいのでしょうか。

それが今回の連符です。

3連符

3連符

ある音符を3等分したものを3連符といいます。表記の仕方は、元の音符の半分の音符を使用し、上に「3」と書きます。こうする事により、本来2分音符は4分音符二つ分の長さですが、4分音符3つ分で2分音符の長さという意味になります。

4分音符の概念自体を少し変えてしまうんです。ですので、4分音符と考えるよりは新しい音符3つで2分音符と考える方が分かりやすいかもしれません。

これら3連符の表記方法は全ての音符で共通です。元の音符の2分の1の音符で表記して下さい。つまり4分音符なら、8分音符3つの上に「3」と書いて表記します。

5連符~7連符

5連符から7連符も考え方は一緒です。上に「5」や「7」を書きます。ただひとつ注意したいのが、5連符や7連符の場合は4分の1の音符で表記します。つまり元が2分音符の長さなら、8分音符を5つ書いて上に「5」と書きます。

少しややこしいですが、3連符は2分の1の音符、5連符~7連符は4分の1の音符と覚えておきましょう。ちなみに9連符からは8分の1の音符で表記します。

1拍3連符、2拍3連符、1拍6連符

これは言葉のままです。1拍3連符は1拍を3つの長さに分けたもの。4/4拍子を例にすると、4分音符1つ分が1拍なので、4分音符を3つ均等に分ければ1拍3連符となります。

2拍3連符なら4分音符2つ分、つまり2分音符一個分を均等に3つに分けたものです。

まとめ

まとめ

・連符は均等の長さに分ける。

・3連符は元の音符の2分の1の音符で表記。

・5連符~7連符は4分の1の音符で表記

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