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DTM初心者講座 音楽理論

2.音符と休符の長さ(超基本編)

音符と休符を覚えよう

音符と休符DAWソフトをたくさんいじってみたでしょうか?ここからはドラムやベースの打ち込みを行っていきますが、その前に楽譜や音符の長さ、リズムについて書いておこうと思います。

音楽理論はもう少し先になるので、今はなんとなくの認識でかまいません。楽譜を読めないミュージシャンだってたくさんいます。初期の段階は楽しめればOK。

といっても、ここで登場する知識は小学生の音楽の時間の内容を覚えていれば十分です。知っている方は読み飛ばして頂いてかまいません。

 

楽譜

楽譜

 

まずは楽譜についてです。

音部記号‥音の高さの基準を定める為のものです。

図はト音記号です。他にもへ音記号やハ音記号など様々な種類があります。

拍子記号‥曲の拍子を決めるものです。図は4分の4拍子。次回詳しく

縦線‥じゅうせんと読みます。1小節の区切りを表しています。

 

音符は音の高さと、その音がどれくらいの長さ鳴るのかを表しています。

符頭と呼ぶ「●」の部分が、音の高さを表しています。(ドレミファ・・・など)

上にいけばいく程音は高くなり、下にいけばいく程音は低くなります。

縦の棒を符幹、旗のようなものを符尾と呼びますが、これは一生覚えなくても構いません。

音符の種類

音符と休符

音符と休符の一覧です。(※全音符や2分音符は、玉の部分が白い事から「白玉」とも言います。)
これらは音を鳴らす長さ(音符)何も鳴っていない長さ(休符)と言い換えられます。

全音符は1小節分音を鳴らし続け、二分音符はその半分音を鳴らし続けます。
逆に全休符は1小節音が鳴っていない状態です。

つまり全音符を「1」とした場合、
「2」分音符は「2」つ集まれば全音符の長さになるので「2」分音符。
「4」分音符は「4」つ集まれば全音符の長さになるので「4」分音符。
と考えていけば理解しやすいでしょう。

ただ音楽の世界では、図のように「4分音符を1としたときの長さ」と考える方が役に立ちます。今はどちらの覚え方でも構いませんが、全音符は4分音符4つ分の長さという事を理解はしておきましょう。

音符の種類はこれだけではありません。32分音符や64分音符なんてのもありますし、付点もは4分音符にも8分音符にもあります。3連符・5連符と呼ぶものもあります。ただいきなり全部覚えると混乱するので、まずは上記の音符休符を頭に入れておきましょう。

付点の考え方

付点音符・休符は「付点○分音符=○分音符+○分音符の半分の音符」となります。

つまり付点2分音符だと、2分音符+2分音符の半分(つまり4分音符1つ)の長さになります。

2分音符は「4分音符2つ分」、2分音符の半分は「4分音符1つ分」ですから、付点2分音符を「4分音符を1としたときの長さ」で答えると「3」になります。

今日の目標

まとめ

・音符と休符には長さがある事。

・小節で一つ区切りがある事。

・拍子というなんだかよく分からないものがある事。

この3つを頭に入れておいて下さい。

次回の拍と拍子、そして8ビートの考えをする為の予備知識です。

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